最近ちょっと慣れてきた即興セッション
山田です。
今年に入ってから時々、即興セッションに参加しています。
即興…またはインプロヴィゼーションを略してインプロと呼んだりしますが、私の感覚では『自分の内側にあるものをそのまま表現する行為』だと思っています。
演奏するとどんな感じになるのかというと…
例えばこんな感じです↓
Eric Echampard | Jacques Di Donato | Camel Zekri - YouTube
ちなみにダンスや演劇にもインプロという表現方法があって、音楽も合わせてそれらは繋がっています。
クラシック音楽を勉強してきた身としては、楽譜というルールが無いこの分野がとても新鮮で…
まんまとこの世界にはまってしまい、いそいそとセッションに出掛けるまでになってしまいました!
何度かセッション参加させてもらい、そしていろんなアーティストさんの演奏を聴いて、最近ようやくセッションやインプロそのものに慣れてきた感触があります。
始めたての頃は右も左もわからず所謂“ただの音出し”状態でしたが、まず起こった変化として、以前より周りの音に敏感になりました。
生活音やら街中の音やら…とにかく気になる!
しばらくは一人家でモサモサ吹いていただけだったので、自分の中から出てこないならば…と、そういった音を楽器で表現してみようという事をやっていました。
その後、即興演奏の活動をされている方と偶然知り合うことができ、ライブハウスやバーのような所でセッションにお邪魔するようになってからは一気に世界が広がりました!
ソロとは違いセッションだと相手がいるので、相手の出方を受けて反応したり逆にこちらから仕掛けたり…と自分の発信の幅が格段に増え、演奏の間の取り方を感じられるようになってきたのです。
そしてその感覚が、楽譜のあるクラシックの演奏にもしっかりと還元されています!
表現の幅が広がったこと、楽器と自分の一体感が増して技術的な壁に対する抵抗感が薄れたことは、とても大きな収穫でした。
私の理想『歌うように演奏する』に一歩近づけた気がする…
そしてこれが約半年間の成果です↓
即興は正解も無ければルールも無く、語弊を恐れず言うならば360度全方位どこでも好きな方向に行ける可能性のある自由な表現方法です!
また、自分の分野の習熟度に関わらず挑戦できるものでもあると思います。
ステップアップの足掛かりに、始めてみてはいかがでしょうか!